タバコと薄毛の関係。喫煙がジヒドロテストステロン(DHT)を増やす

これから薄毛対策をしようと考えている方で喫煙者の方は、是非禁煙を検討されて下さい。健康に害があるとされているタバコですが、薄毛・髪の毛にも影響をもたらすようです。

タバコのニコチンで血行不良に

タバコには様々な有害物質が含まれていることは誰でもご存知かと思いますが、中でも代表的なニコチンには末梢血管を収縮される作用があります。
タバコを数と指先が冷たくなるということは喫煙者は誰でも経験したことが有るかと思いますが、それは血管が収縮し、血流が悪くなることで指先が冷たくなってしまうことが原因です。髪の毛も毛母細胞が頭皮の毛細血管から栄養を吸収して細胞分裂を行うことで、髪の毛が伸びますが、これが阻害されてしまい、薄毛を引き起こす原因になります。

タバコがジヒドロテストステロン(DHT)を増やす

男性の薄毛の大半がAGA(男性型脱毛症)が原因ですが、このAGAの原因となるジヒドロテストステロン(DHT)と喫煙の衝撃的な関係がハーバード大学 公衆衛生学部の調査で明らかになりました。

喫煙者とタバコを吸わない人1200人を対象にした試験で、喫煙者はタバコを吸わない人に比べDHTが13%も高くなってしまっていたという試験結果が公開されたのです。

つまり、タバコは薄毛の原因になる。ということが分かったということです。

禁煙でストレスになる場合

そうは言ってもタバコが中々やめられない。逆に禁煙でストレスになるという方は、禁煙ではなく節煙を心がけてみて下さい。つまり、タバコの本数を減らす。もしくは、完全禁煙して、ニコレットなどの禁煙グッズを有効活用してみましょう。

よくタバコのタール数やニコチンのミリ数を落とすという事を行う人が多いようですが、これにはあまり意味がなく、禁煙をするか本数を減らすということが大切なようです。禁煙は薄毛対策・健康維持・経済的メリットなど良いことだらけです。是非検討されてみて下さい。