シャワーを浴びるときに必ずシャンプーを使うと思いますが、そのシャンプーにも通常の一般的なシャンプーとは違う育毛シャンプーがあることをご存知でしょうか?今回は、育毛シャンプーのメリットと、育毛剤と併用する時の相乗効果についてお伝えしたいと思います。
目次
育毛シャンプーと市販のシャンプーの違い
通常の市販されている低価格のシャンプーも育毛シャンプーも同じシャンプーであることには違いありませんが、配合されている成分が異なり、その成分によって用途が異なります。
市販されているシャンプーは高級アルコール系シャンプー
ドラッグストアなどで一般的に販売されている低価格のシャンプーは、洗い心地が良く洗い終わった後のさっぱり感が非常に気持ち良いですよね。このようなシャンプーの事を高級アルコール系シャンプーと言います。
成分表記のなかでこれらの何か1つでも表記が有ればそれは高級アルコール系シャンプーとされます。これらは石油系の合成活性剤で、高い洗浄力・殺菌効果があり、洗い流した後のさっぱり感が高いという特徴があります。
高級アルコール系シャンプーのデメリット
洗い流した後が非常に気持ち良い事や、価格が安い、更に香料にこだわっているシャンプーであれば非常に香りが良いということがメリットとしてあげられますが、デメリットとして、その強力な洗浄力から、皮脂を洗い流しすぎてしまうということがあります。
皮脂は溜まりすぎると毛穴を塞ぎ健全な育毛を阻害してしまう原因になるのですが、実は、紫外線などの外的要因から頭皮を守り、更に乾燥を防ぎ潤いを保つという頭皮にとって重要な働きを持っているのです。
その為、洗い流しすぎると、それら外的要因からのダメージを頭皮が受けやすくなってしまう。また、1日に2度3度と洗いすぎると、逆に皮脂の分泌が過剰になり、脂ギッシュな頭皮になってしまう事に繋がります。
育毛シャンプーはアミノ酸系シャンプー
育毛シャンプーとはアミノ酸を主成分にしたシャンプーです。アミノ酸系シャンプーの主な成分はこれらです。
- ココイルグルタミン酸
- ヤシ油脂肪酸
- ミリスチン酸
- ラウロイルメチルアラニンN
- アシルグルタミン酸
- ラウリン酸
- ココイルグリシンK
- サルコシン
- 加水コラーゲン
シャンプーの成分表記は配合成分の多い順から表記しなければならないという決まりがあり、上位3位以内に上記に挙げた9つの成分のどれかが入っていればアミノ酸系シャンプーと言えます。また、上記の成分が多く配合されている程成分の良い育毛シャンプーで、価格も上昇する傾向があります。
アミノ酸系シャンプーの中には、高級アルコール系シャンプーに少しアミノ酸系シャンプーの成分を配合しただけの粗悪品もあるため、しっかりと上記の成分の順番などを確認することが大切です。
アミノ酸系シャンプーの効果
アミノ酸系シャンプーには下記の様な効果があります。
洗浄力を抑えているため頭皮に優しい
育毛シャンプー(アミノ酸系シャンプー)は高級アルコール系シャンプーと比べると洗浄力を落としています。これは、必要な皮脂は残し、不要・余分な皮脂を洗い流す効果があります。結果的に頭皮環境を正常化することに繋がります。
特にM字はげなど薄毛の場合は少しでも頭皮に優しいことをしたいと考えている方も多いと思いますが、そのような方にこそ育毛シャンプーは利用すべきと言えるでしょう。
フケが多い人にも最適
上記に記載したとおり、必要な皮脂は残してくれるように洗浄力を弱めています。その為、必要な皮脂が残り、頭皮は潤いを保ち乾燥を防ぎますから、フケが気になる。頭皮の乾燥が気になるという方にはピッタリです。
髪の毛のダメージを抑える
髪の毛はケラチンというタンパク質で構成されていますが、実はこのケラチンも元はアミノ酸で作られているのです。つまり、アミノ酸は髪の毛にとっても非常に良い成分で、髪のダメージを和らげてくれるのです。
種類 | 特徴・効果 | 成分名 |
アミノ酸系シャンプー 育毛シャンプー |
適度な洗浄力 | ココイルグルタミン酸 |
刺激が弱い | ヤシ油脂肪酸 | |
自然派の成分が使われている | ミリスチン酸 | |
価格は高い | ラウロイルメチルアラニンN | |
ノンシリコンの物が多い | アシルグルタミン酸 | |
ラウリン酸 | ||
ココイルグリシンK | ||
高級アルコール系シャンプー 石油系シャンプー |
値段が安い | ラウリル硫酸ナトリウム |
洗浄力が強い | ラウレス硫酸ナトリウム | |
刺激が強い | ラウレス硫酸アンモニウム | |
添加物が配合されている |
育毛シャンプーと育毛剤を併用して相乗効果
育毛シャンプーは主に頭皮環境の正常化を目的としています。そして育毛剤は髪の毛を生やす事を目的にしています。これは農業に似ている考え方で、良い土壌が無ければ作物は育ちません。
つまり、いくら育毛剤で髪の毛を生やそうとしても、頭皮環境にダメージが有れば髪の毛も育ちにくいということが起きてしまいます。育毛剤によっては頭皮環境を整えるような成分が配合されたものもありますが、高級アルコール系シャンプーは高い洗浄力がありますので、頭皮へのダメージも受けてしまいます。
そう考えると、毎日行うシャンプーを育毛シャンプー、アミノ酸系シャンプーに変えることで、育毛剤と併用して頭皮環境を適正に保ったまま、育毛剤をより効果的に使うことが出来るのです。
育毛シャンプーと高級アルコール系シャンプーを比べると、1日単位で見ると頭皮環境はさほど変わりませんが、半年〜1年単位で見ると大きな差が出ているのではないでしょうか。
私が使っていた育毛シャンプー
そんな私が使っていた育毛シャンプーはケフトルアミノ酸シャンプーです。200名のドクターが監修しているスキンケア大学というサイトでも「結果を出すシャンプー」として掲載された実績があります。ケフトルアミノシャンプーはこのような悩みを持った方へ開発されたシャンプーです。
抜け毛が多くなった
頭皮のかゆみが気になる
頭皮の匂いが気になる
フケが以前より多くなった
髪にボリュームがなくなってきた
このような問題は頭皮環境の乱れや毛穴の汚れが溜まりすぎて起きてしまいます。
ノンシリコンシャンプー
ケフトルアミノシャンプーはノンシリコンシャンプーのため、髪の毛を育む頭皮環境を健やかに整えてくれます。
これまでのアミノ酸シャンプーの課題をクリア
これまで育毛シャンプー(アミノ酸系シャンプーシャンプー)は洗浄力を抑えているため泡立ちが悪いという課題がありましたが、ケフトルシャンプーではアミノ酸系シャンプーでありながら泡立ちの良さ・さっぱりとした使用感を実現しています。
活性石ベントナイトによって頭皮改善
ケフトルアミノシャンプーには独自の研究を重ねた結果頭皮改善に効果がある活性石を配合しました。このペントナイトが毛穴に詰まった皮脂や汚れを頭皮に負担を掛けずに吸着し除去します。また、抗酸化性があり、地肌のアンチエイジング(抗老化)も期待が出来るのです。
これらの特徴から洗う・整える・保湿するという3つのコンセプトのもの開発された育毛シャンプーです。
まさに、頭皮環境の事を考え尽くし、髪の毛が育む土壌を整える事に長けているといえます。