薄毛対策の方法は何があるのか、漠然としか分かっていない方が多いかと思います。実は薄毛対策の方法はある程度限られており、ある意味非常にシンプルです。
今回はそんな薄毛対策の方法を箇条書きにしてお伝えいたします。
ハゲ・育毛対策の4つの方法
ハゲ・育毛対策を行うすべての人はこの4つの対策を単体もしくは複合的に行っています。
1)育毛シャンプーで頭皮環境の改善
2)育毛剤で薄毛になる原因の対処
3)生活習慣がハゲの原因を引き起こしていることもあるので生活習慣の改善
4)育毛クリニックに行く
それではこれらを詳しく見ていきましょう。
1)育毛シャンプーで頭皮環境の改善
ドラッグストアなどで販売されている一般的なシャンプーは高級アルコール系シャンプーといわれて、主にラウリル硫酸ナトリウム・ラウレス硫酸ナトリウム・ラウレス硫酸アンモニウム等で作られています。
これらがシャンプーに使われる理由は強い洗浄力があり泡立ちが良い為です。そして何より安いという点が大きいです。しかし、薄毛など頭皮に対して特に気を使いたい、頭皮環境を改善したいという方にとっては刺激が強く、中々頭皮環境の改善には繋がりません。
そこで、登場したのが育毛シャンプーです。この育毛シャンプーはアミノ酸系シャンプーと言われています。「アミノ酸」と「脂肪酸」を混ぜて作られており、これらは大豆やシルク、コラーゲンなどの天然由来の成分から出来ていますので、刺激も少なく、安全安心です。
洗浄力は高級アルコール系シャンプーより低く、洗浄力が低いことから、必要な皮脂を残し、余分な皮脂だけを洗い流してくれるため、頭皮環境の改善に繋がるというわけです。
2)育毛剤で薄毛になる原因へ対処
最も一般的なハゲ・薄毛対策がこの育毛剤です。AGAの原因となる5αリダクターゼを抑制し、AGAを防ぐことで育毛サイクルを正常化するというコンセプトの元に開発された物が多く、それにプラスアルファで、頭皮に良い成分を配合することで、頭皮環境の改善も期待できます。
私が使用したものはキャピキシルという成分が配合された育毛剤で、これもAGAの原因を抑制することで、薄毛効果が期待できます。
ただ、注意点としては、多くの育毛剤では宣伝文句として、1〜2ヶ月での改善例、2〜3ヶ月での改善例など短期での改善例を写真とともに公開することで効果の凄さを謳っている物が多いですが、実際にはそんなに早く薄毛が改善されるという例は極少数です。
最低でも半年、理想は1年程度を目安に効果の有る無しを判断することが重要です。
髪の毛は育毛サイクルの中で生え変わりが行われますので、1ヶ月〜2ヶ月での改善はほぼありえないと言っても過言ではないかと思います。
3)生活習慣の改善
髪の毛も頭皮も当然自分の体の一部です。そして、肌についてよく言われることが、【肌は内臓の鏡】という言葉です。
つまり、肌荒れなどは体の内側の何らかの異常が原因で起こるということです。これは髪の毛や頭皮にも言えることで、体の一部ですから当然内臓、体の内側に何らかの問題が有ればそれが髪の毛にも影響するということ。
そして、体の内側を改善するには育毛剤でも育毛シャンプーでも不可能で、生活習慣を改善するしかありません。
生活習慣を改善するということは主にこれらです。
- 食生活の改善
- 飲酒を減らす
- 禁煙
- 睡眠不足の改善
- ストレス解消
- 運動不足の改善
髪の毛の90%はケラチンというタンパク質から構成されていますがこのケラチンはアミノ酸や亜鉛によって作り出されます。その為、亜鉛が豊富に含まれた食生活を心がけてくると髪の毛に良いのです。
亜鉛が含まれている食品は生ガキ・チーズ・煮干・レバー・大豆・うなぎ等です。
これらは全て薄毛を引き起こす原因に成り得ると言われており、当てはまる事が有れば1つ1つ対策を行っていく事が理想です。
4)育毛クリニックに行く
この方法が最も安心感がありますが、最もコストがかかる方法になります。育毛クリニックでは、専門の医師による医療行為としての薄毛対策が行えますし、しっかりと現状・原因をカウンセリングによって調べた上で対策を行いますから、素人には出来ない的確な治療を行うことが出来ます。
もちろん、一般的には使用出来ない医師だからこそ処方できる成分・医薬品も使用できるため、最も成功率が高い薄毛対策と言えるかと思います。
何より、医師の診断が有ることで、安心感があります。現在では各県に沢山の育毛クリニックがありますので、本当に薄毛に悩んでいる方は一度カウンセリングなども試してみると良いかもしれません。
ということで、以上がハゲ・薄毛対策の方法です。薄毛対策と言っても出来ることは限られており、基本は生活習慣の改善です。
それにプラスアルファで育毛剤や育毛シャンプーを使うという事がおすすめですし、結果を出している方の多くがこれを長期的な目線で取り組んでいます。
最後の育毛クリニックに通うという点ですが、これは最もコストが掛かることではありますが、医師の診断のもと、医療行為としての育毛の治療が行えるので、最も可能性が高いと言えばこの育毛クリニックに通うということでしょう。
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